身体への効果重視なら「ちょっと痛いエステ」を
あなたはエステやマッサージにどんなサービスを求めますか?
癒しよりも肩こり、首凝り、肌荒れなど身体の不調を治したい男性必見。
ちょっと痛いエステなら格好良い自分に大変身できる!セルフリンパマッサージの方法も伝授。
痛いエステってなに?
エステもマッサージも、どちらも体を癒すものと同時に体内のリンパや血液のめぐりを良くするためのものでもあります。血行を良くしたり老廃物を流したりすることで、今まで重かったところや痛みがあったところなどが改善する効果が期待できます。
しかし悪いもの、凝り固まったものをほぐして柔らかくするということは、ある程度の力を込めてマッサージする必要があるということ。それには小さい痛みからときに激痛を伴うこともあります。
凝っていなければ気持ち良いと感じるレベルの力加減でもリンパは流れていきますが、あまりに詰まっている人は生半可なリンパマッサージでは流れていきません。多少痛みを感じるくらいが効いているサインです。
もちろん痛いと伝えてもやめてくれない、なんてことはないですし痛みを和らげてマッサージしてもらうこともできます。スタッフと相談しながらであればそんなにハードなエステにはなりません。
痩身・小顔のエステは少々痛い
リンパが滞っていることで体に生じる問題は多々あります。肩こりや首凝りが代表的な例ですが、その他にも肌の不調や脂肪が溜まりやすいなど外見上にも影響を与えています。最近顔や首によくできものができる、なんて人はリンパを定期的に流すと肌の改善がみられます。
そもそもなぜ痛いかというと、詰まって固くなっているところを押し流すから。全く肩こりのない人に同じマッサージをしたとしても、さほど痛がらないはずです。固くなっているから押したら痛みが走る。柔らかくなって初めて血流が戻り、老廃物や脂肪がどんどん消費されていくのです。
なかなか体重が落ちない、顔の大きさが気になるという人は、脂肪が固まっている状態だから流れません。少し強めにぐりぐりと押したり揉んだりするため、滑らせるマッサージとは全く違い少々痛みを感じます。
自分でできるリンパマッサージ法
定期的にお店で人にしてもらったほうが効果的ではありますが、短いスパンで足を運ぶとどうしても料金がかさんでしまいますよね。そんなとき、次リンパマッサージをしてもらう日までセルフでできるリンパマッサージ法を伝授します。
あくまでもお店でしてもらった状態をできるだけキープするための補助的なものです。そして、セルフの場合はあまり強く何回もやりすぎないように注意してください。
最も分かりやすく触りやすいのが、首と鎖骨のリンパです。首の側面を首の付け根から下に向かって流し、その流れで鎖骨のくぼみに沿って肩側へプッシュしながら移動していきます。マッサージしたい部位の逆側の手でやるとやりやすいです(左側をするときは右手で)。
鎖骨の外側まで何度か繰り返したら、滞っていたものが脇に集まっているはずです。次に手の先から腕の付け根に向かって揉み、腕の老廃物も脇に集めていきます。イメージ的には血圧を測る機械が手先から脇に向かってグッグッと圧迫しながら進んでいく感じです。
これを両方繰り返したら上のほうのリンパマッサージは終了です
おまけの下半身リンパマッサージ法
上半身の一部をマッサージするだけでも、表情の明るさや肌の調子が少しずつ改善されてくると思います。しかし体の中は繋がっているため、全身のリンパを流したほうが効果は絶大です。
上のマッサージで首と腕から老廃物が脇に溜まりました。そしたら次におへそや横腹から脇の下に向かってマッサージしてみましょう。脇に集中したイメージができたら、一気に腰まで手をずらしながらリンパを流していきます。腰に手を当てるような格好で上からしたへ、腰に集めるようにさすっていきます。
今現在腰や足の付け根に老廃物がいるイメージですが、次は足先から足の付け根に向かって腕のときの要領でグッグッと圧迫しながら上に上げていきます。これで全身リンパが流れる状態が完成しました。
やはりセルフでは限界がありますし、これで完璧に効果が出るわけではありません。何もしないよりは断然いいので、ちょっと時間が空いたときにササッとやってみてください。